気づいたら、スマホの画面をのぞき込むように下を向いている。ふとした瞬間、鏡や窓ガラスに映った自分の首の角度にハッとしたことはありませんか。
首の後ろがずっと重だるい。肩まで一緒にガチガチに固まっている気がする。そんな感覚を抱えたまま、特に何をするでもなく、なんとなくやり過ごしていませんか。
首の後ろがずっと重い、そのわけ
デスクワークやスマホを見る時間が長くなると、頭の位置が少しずつ前に出てきます。頭は体の中でもかなり重さのある部分なので、少し前に出るだけで首や肩にかかる負担は大きくなると言われています。
そこだけでなく、肩甲骨まわりや背中の筋肉にも、じわじわと負担が積み重なっていきます。「マッサージに行ってもそのときだけ」「朝起きた瞬間から肩が重い」。そんな声を、施術の場でもよく耳にします。
ストレートネックって、そもそも何なんですか
本来、首の骨はゆるやかなカーブを描いています。このカーブがあることで、頭の重さをうまく分散できる仕組みになっているそうです。
首の骨、実はまっすぐじゃないのが普通です
そのカーブが失われて、骨がまっすぐに近づいた状態を、ストレートネックと呼ぶことが多いようです。これは本来レントゲンなどで確認されるものなので、整体の場で「あなたはストレートネックです」とお伝えすることはできません。
ただ、姿勢のクセとしてそれに近い状態を見かけることは、正直珍しくありません。前に突き出すような座り方が習慣になっている方には、共通したクセが見られることが多いように感じています。
なぜ今、こういう姿勢の方が増えているんですか
スマホ、パソコン、在宅でのお仕事。画面を見る時間が生活の中心になっている方は、以前よりずっと増えたと思います。下を向く時間、前かがみで座る時間が積み重なることで、姿勢のクセになっていくと考えられています。
お子さんの送り迎えの間もスマホ、家事の合間もスマホ。気づけば一日のうちで下を向いている時間の方が長い、ということはありませんか。年齢を重ねた方でも、同じような姿勢のクセを持つ方が増えている印象があります。
見た目の変化が気になるという声もあります
「横から見たときの角度が気になる」「二重あごが気になり出した」。そんなふうに、見た目の面から相談にいらっしゃる方もいます。
頭の位置が前に出ると、横から見たシルエットの印象は変わりやすくなると言われています。健康の面だけでなく、見た目の面から姿勢を気にされる方が増えているのも、今らしい傾向かもしれません。
姿勢とのつながりを、整体師はこう見ています
そこだけを見ていても、姿勢は語れない。それが正直な感覚です。角度は、背中や骨盤の使い方ともつながっていることが多く、全身のバランスの中で位置が決まってくるからです。
施術の際も、気になる場所だけでなく、座り方や立ち方、体の使い方全体を見せていただくようにしています。重だるさの背景に、普段の姿勢のクセが隠れていることは少なくないからです。
自分でできる、姿勢を見直す小さなヒント
大がかりな対策でなくても、日常の中で意識できることはあります。スマホやパソコンの画面を、目線と同じくらいの高さに近づけること。座っているときに、耳と肩の位置を軽く意識してみること。
肩をふっと持ち上げて、すとんと下ろす。それだけでも、こわばっていた部分がゆるむ感覚を得られる方もいらっしゃいます。無理に大きく回したり、強い力で伸ばしたりする必要はありません。
深呼吸をして、胸を軽く開くようにするのもおすすめです。呼吸が浅くなっていると、猫背のような姿勢になりやすいとも言われています。少しずつ、無理のない範囲で続けてみてください。
体の状態、一度見せてもらいませんか
セルフケアで様子を見ても、重だるさが続く。そんなときは、自分の姿勢のクセを客観的に見てもらうことも一つの方法です。
やわらぎ自然整体院(赤羽・池袋)では、初めての方にはまず今の姿勢や体の使い方をていねいに確認するところから始めています。首だけでなく全身の姿勢やバランスを見ながら、お一人おひとりに合わせて整えていきます。
まずは今の体の状態を、一緒に確認してみませんか。

